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インターナショナルSOSジャパン 湯井真紀子医師の論文がマルコポーロ医学賞受賞

医療と渡航安全対策アシスタンスを全世界の会員企業に提供するインターナショナルSOSジャパンでコーディネーティングドクターを勤める湯井真紀子医師が、同メディカルチームメンバーの協力を得て発表した論文『海外駐在小児の健康リスクの傾向と支援に関する検討』が、日本渡航医学会が主催するマルコポーロ医学賞を受賞し、2016年5月発行の日本渡航医学会誌に掲載されました。

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湯井医師は、海外に滞在する邦人小児のために当社が提供した医療アシスタンスの分析を行い、健康リスクの傾向および支援についてまとめました。2014年に自社に連絡が入った18歳までの事例を抽出し、年齢、駐在国、相談内容、現地で健康不安を覚えた際の主症状、転帰等について検討しました。658件の該当事例のうち、10歳未満の事例が84%を占めました。渡航前の相談は全体の8%で、そのうち43%が予防接種に関する相談でしたが、一方で全体の92%と大多数を占める相談が、滞在開始後の健康不安に関するものでした。

滞在開始後の健康不安における主症状としては、呼吸器系症状が全体の20%、次いで外傷や誤飲17%、発熱(熱性けいれんや発疹含む)13%、消化器症状12%と続きます。論文では主症状を年齢あるいは滞在地域別に示し、傾向をまとめています。

湯井医師は次のように話しています。

『この分析は、海外に滞在する小児が直面する健康リスクの傾向をアシスタンスという側面から示したものです。海外に駐在する小児が健康に生活するためには、小児特有の心身の脆弱性と滞在地特有の健康ハザードの双方を理解し、渡航前からリスク軽減に努めることが求められます。』

湯井医師はさらに続けます。

『万一健康を害した場合、滞在地の医療機関で受けられる医療サービスの質は国内に居住する場合と比較して下がる場合が多いため、意見を請われる立場の医師は渡航先の医療水準、衛生状況、健康ハザードに加え、渡航先で小児が罹患しやすい疾患や事故、加えて保護者の不安な心理も理解したうえで、重篤な事態への対応も想定した具体的な情報やアドバイスを提供することが重要であると考えます。』

インターナショナルSOSは世界に1,400名の医師を含む5,200名以上の医療従事者が所属し、海外で医療サポートを求める会員へアシスタンスを提供しています。当社医療チームの役割は多岐に渡り、渡航前の医療アドバイス提供、電話相談、現地主治医から診断結果等の医療情報を入手し患者様の治療方針の相談、滞在地域の医療レベルを理解し最適なタイミングで最適な医療チームに引き継ぐための調整、患者様の家族や会社への医療情報や治療方法の説明、医療搬送や受入先との調整などを日々行っています。

インターナショナルSOSの医療アシスタンス詳細は、こちらをご参照ください。

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