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お知らせ

断食期間中のイスラム諸国での職場の習慣・エチケットに関する留意点を公開

5月15日からイスラム教の神聖月ラマダンが開始

現地のマナーを理解して、グローバルなビジネスを円滑に

 

医療と渡航安全の統合ソリューションを世界中のクライアント企業に提供するインターナショナルSOS(日本法人本社:東京都港区 代表取締役マーク・アタウェイ)は、5月15日から順次世界各地で始まるイスラム教の神聖月(ラマダン)に関して、海外渡航者に参考となる、断食期間中の職場での習慣、エチケットに関する留意点についてまとめたアドバイスを公開しました。

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ラマダン期間に断食を行うイスラム教徒は、毎日日の出から日の入りまで飲食と喫煙を控えます。断食明けのメインとなる夕食をイフタールと呼んでおり、さらに、イスラム教徒の多くはスフールと呼ばれる2回目の食事を取ります。スフールは日の出のイムサク(断食開始)までに終えなければなりません。この時期は日照時間が長く気温も上昇します。今年のラマダン期間の日照時間は平均して、ロンドンで約16時間、ドバイで13時間、クアラルンプールで12時間です。

イスラム諸国へ渡航する際の、公共の場や職場で注意すべきポイントは以下の通りです。

  1. 公共の場での飲食・喫煙を慎むことほとんどのイスラム諸国では、断食時間(日中)に公衆の面前で飲食や喫煙をすることはマナー違反と見なされます。移動中の公共交通機関や自家用車でも対象となります。エジプトなどの国々は、公共の場で飲食を控えることは必ずしも儀礼的なものでしかありませんが、サウジアラビア、ヨルダン、オマーン、アラブ首長国連邦といった国々では、宗教を問わず公共の場での断食の遵守は義務とされています。日中は、ほとんどのレストランやカフェは営業しませんが、断食をしない渡航者のために、ホテルの大半はルームサービスを提供し、指定された飲食スペースを設けています。渡航先で問題なく過ごせるよう、渡航前に現地の法律や慣習を確認しておきましょう。

  2. 肌の露出を抑えた服装をすること:ラマダンは世界中のイスラム教徒にとって信仰、謙虚さ、節制のための期間です。イスラム諸国への渡航者は露出度の高い服装を控えてください。夜にショッピングモール、ホテル、レストラン、ラマダンテントを訪れる際は特に気を付けてください。例えばアラブ首長国連邦のショッピングモールでは、ほとんどの入り口で一年中「Courtesy Policy(マナー方針)」が示されており、滞在者に控えめな服装を促し、喫煙、ローラースケート、ペットやアルコールの持ち込みを控えるよう呼び掛けています。一般的なルールとして、透ける生地、丈が極端に短い服、胸元が開いている服、体にフィットした服は避け、特にショートパンツ、ミニスカート、ノースリーブや丈の短いトップスは控えましょう。
  3. 職場のエチケットに配慮すること:イスラム諸国への出張者はラマダンに伴う勤務時間の短縮に留意しましょう。重要な会議は、断食中の社員の疲労度が低く、集中力が高い午前中に設定するのがベストです。また、ランチ中やコーヒーを飲みながらの会議は絶対に避け、断食中の参加者に配慮しましょう。非イスラム教徒はドアを閉めた部屋で飲食をすることは許されていますが、断食中の同僚の前では避け、席を外してオフィスから離れた場所で取るようにしましょう。日中に軽食を勧められた場合は、辞退するのが礼儀正しいふるまいと見なされます。
  4. レストランや娯楽施設の営業時間を確認すること:ラマダン中に、イスラム教徒が多数を占める国に滞在する場合、食事や娯楽の計画は融通が利くように設定しましょう。日没までの1時間は交通量が増え、事故の発生率がピークになることから、この時間帯の不要な移動は控えてください。また、大半のレストランはイフタールの準備と提供で忙しくなるため、この時間帯の夕食の予約は避けましょう。多くの場所で生演奏の催しは禁止され、ダンスクラブは休業し、バーではアルコールが提供されません。ショッピングモールは通常、夜は大変混雑します。観光客向けアクティビティの多くはラマダン期間には営業が控えられます。
  5. 現地の公共エチケットを尊重すること:公共の場での愛情表現、大音量で音楽を聴くこと、ガムをかむことは慎みましょう。レストランでのイフタールに招待された場合、アルコールと豚肉料理の注文は控えてください。国ごとのアドバイスは www.internationalsos.com をご覧ください。

ラマダンに際して、インターナショナルSOSがグローバルに向けて発表したアドバイスについては、こちら(英語)をご覧ください。

 

インターナショナルSOS について

インターナショナルSOS ( http://www.internationalsos.co.jp )は、医療と渡航安全の統合ソリューションを、世界で事業を展開する企業・国際機関・各国政府機関に提供しています。世界90ヵ国1000ヵ所に拠点を持ち、11,000名以上のスタッフを有しています。5,200名の医療従事者及び2,300名のセキュリティスペシャリストを含む、高度な専門知識と国際ネットワーク基盤をもとに、渡航リスクを予防するプログラムと、重病、事故、社会不安時における緊急アシスタンスサービスを提供しています。世界中のどこであっても出張者・赴任者の健康と安全を支えることで、安全配慮義務の履行と事業継続計画の支援をし、企業のビジネスレジリエンス(ビジネス危機管理能力)をサポートします。

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