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北米で広がる感染症 - サイクロスポーラ症とチクングニア熱

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今夏アメリカでは、サイクロスポーラ症とチクングニア熱の集団感染が報道され大きな関心が寄せられています。
今までアメリカではこの2つの感染症は確認されていませんでたが、寄生虫や蚊の媒介により北米全体に感染が広がっています。

サイクロスポーラ症

サイクロスポーラ症は、汚染された水や食物を摂取することによって引き起こされる寄生虫感染症です。最近では、テキサス州、ジョージア州とウィスコ ンシン州で集団感染が起きており、メキシコから輸入されたコリアンダーが感染の原因ではないかと言われてます。また、カナダでも同様の集団感染が発生しています。

熱帯や亜熱帯で発見されたサイクロスポーラ症のワクチンはまだ開発されていません。老若男女、性別、年齢に関係なく感染し、胃のけいれん、吐き気、 膨満感、微熱、筋肉痛、疲労、頻繁に水様性下痢等を引き起こす厄介な寄生虫感染症です。症状が酷い場合は抗生物質が必要になりますが、自然治癒による治療 が一般的とされています。

感染後2〜14日(平均1週間)以内に発症し、正常な免疫力を持つ人は、経口補水療法が用いられ、免疫力が低い人には、抗生物質や抗寄生虫薬等を投与されます。

海外への渡航の際は、サイクロスポーラ症のリスクを知っておくことが非常に重要です。現地では、ボトル入り飲料水やきちんと加熱処理した食べ物がを選ぶことが、これらの感染症を防ぐ近道となります。

チクングニア熱

もともとアフリカで流行していたチクングニア熱は、蚊の媒介によって、アジアやインド半島の公衆衛生問題を抱える国々でも感染が拡大しています。

アメリカでは、2013年にカリブ海に初めて感染が確認され、2014年にはフロリダ州でも感染が確認されました。アメリカ国内の各所で散髪的な感染例が報告されており、チクングニア熱流行地域からの帰国者が原因とされています。

有効な予防策は、蚊に刺されない工夫をすることです。

◎長袖長ズボンで明るい色の服を着る
◎靴と靴下を履く
◎靴下の中にズボンの裾を入れる
◎虫除け有効成分「DEET」を配合している虫除けスプレーの使用
◎エアコンを使用し、蚊に刺されるリスクを減らす。

上記のことを常日頃から心がけることが非常に重要です。

English article

by Professor Robert L. Quigley, M.D., D.Phil on

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