Blog on Duty of Care 海外における企業の安全配慮義務

海外でスリや窃盗被害に遭わないために心掛ける5つのこと

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スペイン旅行中に遭遇したスリの犯行手口

数年前、長期休暇で家族とスペイン旅行に行った時の話です。私たちはマドリッド市内を電車で移動していたのですが、ある年配の男性が私たちの隣に座り「床のコインはあなたのものですか?」と声を掛けてきました。

私はすぐさまこの男性の言動を不審に感じました。案の定、それは私の気をそらすための巧妙なテクニックでした。床を見ている間に私のポケットに何者かの手が入ってきたのです。しかし私は財布を手で押さえていたため、間一髪でスリ被害を防ぐことができました。もし私が注意を払っていなかったら、その場で財布が無くなったことに気づかずにそのまま電車に乗り続けていたでしょう。

私はアメリカ国務省に勤務していた21年間を含め、数多くの海外渡航を経験してきました。旅慣れもしていますし、渡航先では常に注意を払ってきました。しかし、すべての海外渡航者が旅に慣れているわけではないでしょう。多くの場合、旅先に潜むスリや窃盗など軽犯罪への予防意識が低く、渡航先で財布や貴重品などを盗まれてしまうことがあるようです。

渡航先の文化、習慣、治安などを事前にきちんと理解していなければ、スリや窃盗に遭遇するリスクはより高まります。渡航先での軽犯罪から自分自身を守るため、以下のことに留意して行動してください。

■スリはあなたのすぐそばにさり気なく紛れ込んできます。
■見知らぬ人から写真撮影や道案内を依頼されたときは特に注意を払ってください。
■貴重品はホテルのセーフティボックスを使用し、外出時は必要最低限の物しか持ち歩かないでください。
■ダミーの空財布を持ち歩く事も検討してください。
■不慣れな場所では、お酒の飲み過ぎに注意してください。


もしスリや窃盗被害に遭ってしまうとその旅行は台無しになってしまいます。私は旅行好きで頻繁に海外に行っていますが、常に謙虚な気持ちで周囲に注意を払うよう心掛けています。

現地の人達の親切はもちろん受け入れるべきですが、少しでも直感的に怪しいと感じることがあったら疑ってみるべきです。そうすることで軽犯罪に遭う確率はぐんと下がることでしょう。


Written by John G. Rendeiro, Jr.

Vice President, Global Security and Intelligence, International SOS

インターナショナルSOSは、海外で活躍される企業や
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