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シンガポールへの入国審査時にデジタル版COVID-19健康証明書を初めて使用 - 世界的なパンデミック状況下における安全かつ効率的な海外渡航の再開を促進

20211 - 世界中で働く従業員の健康と安全を支えるためのソリューションを全世界のクライアントに提供するインターナショナルSOS(日本法人本社:東京都港区 代表取締役 マーク・アタウェイ)と、国際商業会議所ICCAOKpass社は、デジタル版COVID-19健康証明書を認証するモバイルアプリICC AOKpass以下ICC AOKpass)が、シンガポールへの入国審査時に初めて使用されたことを発表しました。
他国への入国審査時に健康記録の証明が可能となれば、世界的なパンデミック状況下においても安全かつ効率的な海外渡航の再開を後押しするでしょう。

2020年12月21日、シンガポール航空SQ637便で日本から帰国したシンガポール人の男性が、初めてICC AOKpassを使用して、チャンギ空港の出入国カウンターの到着時認証にCOVID-19の陰性を証明するデジタル版PCR検査結果を公式に提示しました。品川イーストメディカルクリニックによってICC AOKpass内に発行されたデジタル版COVID-19健康証明書は、チャンギ空港でAffinidi社のUniversal Verifierによって読み取られました。入国管理局がブロックチェーンベースのデジタル認証による健康証明書を使用した例としては初めてとなります。

このパイロットプログラムの成功に続いて、マレーシアとインドネシアからの渡航者、そしてすべての渡航者がICC AOKpassを使用して、チャンギ空港でのCOVID-19のPCR検査結果やそのほかの必要な健康証明書をデジタル認証できるようになります。これまでの入国審査では紙面による健康証明書が使われていました。デジタル認証により健康証明書が使用されたということは、海外渡航者のセキュリティと安全における飛躍的な進歩を象徴しています。COVID-19の健康ステータスのデジタル認証は、検査機関、航空会社、および入国プロセスを一つのテクノロジーに統合しなければならず、それゆえに難しいとされてきました。

2020年12月23日以降、チャンギ空港ではマレーシアおよびインドネシアからの渡航者に専用の入国レーンが設けられ、ICC AOKpassを用いて健康証明書のデジタル認証が行われます。シンガポールに向けて出発する前に、渡航者はシンガポール安全渡航ウェブサイトで渡航に必要な事項を調べ、ICC AOKpassなどの安全なモバイルパスを通してデジタル健康証明書の発行が可能な医療機関でCOVID-19の渡航前PCRテストを予約します。渡航者は、一人ひとり固有のQRコードとともにPCRテスト結果をICC AOKpass内に受け取ります。QRコードはCOVID-19陰性のテスト結果を証明し、かつ安全に保管します。

チャンギ空港到着時には専用の入国カウンターを利用することができ、ICC AOKpass内のQRコードを読み取ることで健康証明書を素早く認証することができます。これにより渡航者の入国審査が迅速になり、より混乱の少ない渡航と空港内における密集リスクを軽減することができます。同時に、当局はCOVID-19のPCRテストの虚偽を取り締まるとともに渡航における世界基準を備えることが可能になり、安全な海外渡航の再開を確実にする動きをさらに加速させていくことでしょう。

2021年1月には、パイロットプログラムがほかの国からの渡航者にも徐々に展開され、より迅速で混乱のない渡航を実現していきます。

インターナショナルSOSシンガポールのマネージング・ダイレクターであるJuliana Gim氏は次のように話しています。「初のデジタル認証によるシンガポールへの入国を後押ししたことは、COVID-19のアウトブレーク状況下における海外渡航の再開において、もう一つの重要なマイルストーンでもあります。2020年5月、私たちはシンガポールを拠点とする弊社の従業員を対象に、ICC AOKpassのパイロットテストを始めました。また同年7月には、シンガポールの企業であるEnergy Drilling Management社の従業員に対し、数ヶ月間の重要な出張や業務を優先的に再開できるようにしました。チャンギ空港においてICC AOKpassを導入し始めたことにより、このような安全なテクノロジーが、信頼かつ標準化されたグローバルシステムの確立に役立つと確信しています。そしてこれらの取り組みの最前線に立つシンガポールにおいて、あらゆる業界で渡航再開と業務再開を促進していくと私たちは強く信じています」。

ICC AOKpassの共同開発者であるChester Drum医師は、次のように述べています。「私たちは海外渡航や貿易が再び広くいきわたることを目指しています。航空輸送のステークホルダーや現地の保健当局に対し、COVID-19のPCRテスト結果を認証・保護する共通の枠組み作りを早急にする必要があります。加えて利用者に対してデータのプライバシーがしっかりと管理され、個人情報漏洩のリスクがないと信用されなければいけません。ブロックチェーンテクノロジーの使用は、検査や医療記録の虚偽という課題を解決するうえで重要なステップであり、渡航者が渡航中に安心していられるように迅速で安全なCOVID-19のPCRテスト結果の認証を可能にします」。

ICC AOKpassは、シンガポールのスタートアップ企業AOKpass社、国際商工会議所(ICC)、インターナショナルSOS、および世界をリードする検査・検証・テスト認証会社であるSGSグループによって立ち上げられた健康記録を認証・提示するテクノロジーです。このテクノロジーは、政府や国境当局においてスムーズな入国審査の手続きを可能にします。

プライバシーの懸念に対処するために、ICC AOKpassに入力されたデータは常に分散化された状態を保ち、集中化されたデータレコードや外部システムに依存しません。医療専門家によって発行された紙面の証明書は、デジタル化され、認証されてから個人情報を外部に転送することなく、雇用主、当局、またはその他の第三者による効率的な検証に利用できるようになります。

AOKpass社が共同開発した最先端のブロックチェーンテクノロジーを使用することで、セキュリティ、透明性、および厳格なプライバシー保護が可能となっています。ICC AOKpassはイーサリアムのパブリックブロックチェーンネットワーク上に構築されており、COVID-19の医療コンプライアンスおよび個人の健康情報のピアツーピア共有を完全にユーザーが制御できるようにしています。

さらに、すべての医療情報と健康証明書は認定された医師によって証明され、詐欺の抑止、機内感染リスクの軽減、そして海外渡航への信頼を再び築き上げることへと繋がります。

海外渡航と貿易を再開するための共通の枠組みの必要性を認識し、開発が進んでいるCOVID-19血清検査方法およびグローバルなベストプラクティスに合わせて進化しながら、ICC AOKpassはさまざまな企業や国の特定のニーズにも適応できます。例を挙げると、ICC AOKpassは、デルタ航空とアリタリア航空との緊密な協力のもと、ニューヨークとローマ間の検疫なしのフライトを促進するために使用されています。2020年12月中旬以降、ローマ空港とハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港間の検疫なしのフライトに搭乗するすべての渡航者は、デジタル認証されたCOVID-19のPCRテスト結果を提示する必要があります。

ICC AOKpassは、最終的には、個人が保持する他の予防接種および医療コンプライアンスの記録の検証を可能にし、海外渡航および貿易のより安心、安全、迅速な再開への道筋を示します。

ICC AOKpassについてより詳しくしたい方はこちらをご覧ください:www.AOKpass.com

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COVID-19のPCR検査結果を品川イーストメディカルクリニックにて待つシンガポール人
出典: International SOS

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デジタル版健康証明書が、ICC AOKpassを介して初めてシンガポール入国審査時に公式に確認
出典:Affinidi社

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2020年12月21日、デジタル版COVID-19 PCRテスト結果を手に、日本からチャンギ空港に到着したシンガポール人は、無事に帰宅
出典:Affinidi社

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