インターナショナルSOSは高品質な医療とトラベルセキュリティのアシスタンスサービスを提供いたします。

お知らせ

インターナショナルSOS財団が 、 「2021年デューティ・オブ・ケア・アワード 」の受賞者を発表

「ワークフォース・レジリエンスの未来を強化する ~
COVID-19の世界における安全配慮義務の再定義~」
をテーマにしたデューティ・オブ・ケア・サミットで、アワードの受賞者を表彰

sponsors_sml.png

2021年10月 - インターナショナルSOS財団(本部:オランダ)は、2021年デューティ・オブ・ケア・アワードの受賞者を発表しました。 今年で5回目となるこの賞は、様々な場所で働く従業員の健康と安全を守るために組織が取り組んでいるベスト・プラクティスを称え、共有するものです。

このアワードには29カ国、24業種の組織から優秀なエントリーが集まり、世界中の従業員を守るための安全配慮義務への取り組みと優れた成果が紹介されました。受賞者は、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、国際商業会議所(ICC)、グローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)、国際行動規範協会(ICoCA)など、国際的に認知されている組織から選ばれた、業界を代表する専門家の審査員[1]によって選出されました。

今年のデューティ・オブ・ケア・アワードは、新たに加わった2つの特別部門を特色としています。「COVID-19への敏捷性 & レスポンス」と「COVID-19アンバサダー」は、世界的なパンデミックに直面している組織や個人が行った最も刺激的な取り組みや貢献を正式に表彰するために設けられました。

インターナショナルSOSの共同設立者であり、会長兼CEOのアーノルド・ヴェシエは、次のように述べています。「私たちは、安全配慮義務の進化において重要な時期にあります。これは過去1年間で急速に加速しました。インターナショナルSOS財団が前回、2019年にこのイベントを開催して以来、私たちは皆、異常な時代を生きてきました。

COVID-19が国際社会、経済、事業経営に与えた影響を誰も予測していませんでした。多くの組織を根底から揺るがしており、急速で多様な変化は今後も続くでしょう。
当財団が安全配慮義務のアンバサダーとして今年10周年を迎えることを誇りに思います。長年にわたり当財団を支援してくださったすべての方々に感謝するとともに、今後も安全配慮義務の未来に影響を与え続けていきたいと思います。

私たちは、今後も安全配慮義務に多大な貢献をした組織や個人を称えていきます。このデューティ・オブ・ケア・アワードにエントリーされる方々は全て質が高く、いつも感心させられます。今年のエントリーは、私の予想を上回るものでした」。

ICC事務局長で審査委員長のJohn Denton氏は、次のように話します。「今年の審査委員長を務める機会を与えてくださったインターナショナルSOS財団および、専門知識を提供し、今年の受賞作品を審査してくださった尊敬すべき10名の熱心な審査委員の皆様に感謝いたします。今年は、組織にとっても個人にとっても非常に困難な年でしたが、これほど多くの質の高いエントリーが寄せられたことは非常に素晴らしいことだと思います。今回のエントリーは、COVID-19の影響下でレジリエンスを発揮した模範的なものばかりです」。

本アワードのゴールドスポンサー、Chubb社のInternational Accident and Healthの責任者であるJoe Vasquez氏は、次のように話しています。「デューティ・オブ・ケア・アワードの『COVID-19への敏捷性 & レスポンス』と『イノベーション』部門のスポンサーとなり、この最も困難な年において組織のレジリエンス、多様性、革新性を称えられることを大変嬉しく思っています。この賞は、これらの組織が行ってきたすべての優れた努力に光を当て、彼らのストーリーを共有し、その成功を称える素晴らしい機会です。Chubb社では、優れたコーポレート・シティズンシップが当社の中核をなしています。すなわち、保険という技術をどのように実践するか、お客様にサービスを提供するためにどのように協力するか、お互いにどのように接するか、そして地域社会と地球にとってより良い世界を作るためにどのように働くか、ということを大切にしています」。

部門ごとの受賞者は以下の通りです。

Winners_smaller.png

注:受賞者の解説、審査員のコメント、各表彰者の発表は以下に記載しています。

インターナショナルSOS財団は、Chubb社を2021年デューティ・オブ・ケア・アワード & サミットのゴールドスポンサーに迎え、また次の組織から協賛を得て2021年デューティ・オブ・ケア・サミット&アワードを開催しました。CWT、Marsh、Marsh & McLennan Agency(MMA)、Workplace Options(WPO)。

2021年のサミットとアワードをオンデマンドで視聴されたい方はこちらからお申し込みください。

詳細は以下のサイトをご覧ください。
www.dutyofcareawards.org.


COVID-19への敏捷性 & レスポンス賞: Fortune Brands Home & Security, Inc.

Fortune Brands社は、安全を最優先事項に据えています。パンデミックの際、Fortune Brands社は、25,000人以上の従業員の健康とウェルビーイングを守るために、迅速かつ断固とした行動をとりました。彼らの素早く協力的な行動により、多くの人々にとって安全で快適な家庭が重要視されていた時期に、何百万人もの人々のために家庭用製品の製造(蛇口、キャビネット、ドア、デッキ、その他)を続けることができました。

審査員コメント
「トップマネジメントがロールモデルとして設定し、彼らのコミットメントを示す行動をとることで、プログラムは成功へと繋がっています。スタッフだけでなくその家族にも働きかけることにより、このプログラムはスマートにステークホルダーの支持を得ています」。

次点:
Nanyang Technological University

特別賞:
Greiner Packaging
Worley
Oakwood Worldwide
INAEC Aviation Corporation
Ayala Corporation
International School Bangkok (ISB)


コミュニケーション賞: TechnipFMC

TechnipFMC社は、従業員の健康リスクを軽減する計画の一環として、マレーシアのクアラルンプールで約400名の従業員を対象に、健康リスクプロファイルを測定するための生体健康診断を実施しました。健康診断の結果、コレステロール値や血糖値の上昇など、いくつかの健康リスク要因が特定されました。また、身体活動、肥満、欠勤、在宅勤務、知覚されるストレスなどの基準値も設定されました。この結果を受けて、心身の健康をサポートするためのオーダーメイドのウェルネスキャンペーン「FocusOnYou」が、TechnipFMC社の従業員を対象に開始されました。

審査員コメント
生体情報を利用して社内の健康増進プログラムを推進するという点で、興味をそそられるエントリーです。さらに、その戦略、取り組みのレベル、結果は非常にポジティブなものでした。このプログラムは、生産性や雰囲気の面で企業に利益をもたらすかもしれませんが、最も重要なのは、従業員一人一人に個人レベルでより大きな、そして願わくばより長く続くポジティブな効果をもたらすということです」。

次点:
Synamedia

特別賞:
Air New Zealand
Schlumberger
Seadrill
AIIB


COVID-19アンバサダー賞(個人賞): Emma Lindsay, ChampionX HSEQ マネジャー

ChampionX社はCOVID-19のパンデミックが発生したとき、同社のグローバルな継続的管理計画に沿って、リスク管理戦略を強化するために迅速に行動しました。ヨーロッパのHSEQマネージャーであるEmma Lindsay氏は、これを実現するために最大限の努力をしました。「事業継続マネージャー」という付加的な役割を担い、ChampionX社のCOVID-19 ヨーロッパ事業継続プランの開発と実施に貢献しました。2020年3月に実施した結果、3つの拠点(2つの製造拠点を含む)でCOVID-19関連のアウトブレイクがゼロとなりました。100%の事業継続性と顧客への混乱が全くなかったことで、ChampionX社の従業員は安心して働くことができ、顧客からは何が起きても揺るがない信頼を確保することができました。

審査員コメント
「Emma Lindsay氏は、COVID-19から企業(とその業務効率)を守る計画を実行しました。ヨーロッパがCOVID-19を封じ込めるために大きな困難を経験していた時期に、彼らの拠点でアウトブレイクが発生しなかったことは、彼女のBCPプランを証明しています」。

特別賞:
Bonatti (Giovanni Lannotti)
Nippon Sanso Corporation (Pauline Loo)
Pavilion Energy (Heng Hwee Yeo)
Heinrich Heine Universität Düsseldorf (Silvester Siegmann)
Safran (Agnès Martineau Arbes)
Tata Communications (Sangitha Shetty)


インクルージョン & ダイバーシティ賞: Genpact

Genpact社のダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)プログラムは、「ともに、より良く(Better Together)」という信念のもと、「すべての人にとってより良い働きをする世界を絶え間なく追求する」というGenpact社の目的を推進しています。CEOのTiger Tyagarajan氏の強力なサポートのもと、Genpact社は、すべての上級職で50%のジェンダーダイバーシティを達成し、多文化の人材を育成し、すべての従業員にとって包括的な環境を作るための戦略的な取り組みを行っています。この目標に向けてたゆまぬ努力を続けてきたGenpact社は、AvtarとWorking Mother Mediaによる「2020年にインドで女性が働きやすい企業トップ10」に選ばれました。

審査員コメント
「DEIがGenpact社にとって不可欠で中核的な価値であることが明らかになりました。集められた統計データは、強力な取り込みと長期的なコミットメントを示しています。CEOがダイバーシティ評議会の議長を務めているという点も素晴らしいですね。非常に印象的で刺激的なプログラムです」。

特別賞:
KPMG Vietnam & Cambodia
Bank of Papua New Guinea


イノベーション賞: Bank of Papua New Guinea

2016年以降、BPNGは、富裕や社会的地位に関係なく、すべての人が金融商品や社会的サービスにアクセスし、利用できるようにすることを目指しています。同銀行はこのたび、主電源やインターネット接続、「スマートフォン」のモバイル技術の使用を必要としない、世界初のデジタルID作成ツールを発表しました。これは、企業が革新的な提案を市場で実際の消費者に試してもらえるようにするため、規制当局が設置したフレームワークであるRegulatory Sandboxに沿っており、南太平洋地域では初めての試みです。BPNGのイノベーションへの取り組みには、PNG Digital Commerce Associationの設立と後援も含まれています。これは、BPNGのインクルージョンへの取り組みをサポートしながら、イノベーションを奨励するために設立された法的な組織です。

審査員コメント
「デジタルアイデンティティにアクセスできない人たちに耐久性のあるソリューションを提供するためのとても重要なプロジェクトです。ブロックチェーン技術の研究とその実装は非常に重要であり、銀行が自国で先頭に立って、社会的貢献をしながら成果をあげているのを見るのは素晴らしいことです」。


次点:
Predictive Safety Solutions

特別賞:
Telekom Malaysia Berhad


リモート・レジリエンス賞: Iluka Resources

Iluka Resources社の子会社であるSierra Rutile社は、シエラレオネ南西部のボンテ地区とモヤンバ地区に複数の鉱山を有しています。世界最大の天然ルチル鉱床を有するSierra Rutile社は、LantiとGangamaの2つの事業所、鉱物分離プラント、専用の港湾施設を有しています。常に病気の脅威にさらされているこの国で、COVID-19の出現は同社の操業に新たな課題をもたらしました。Sierra Rutile社は、COVID関連の対策に270万ドル以上を投じ、独自のオンサイト検疫・隔離施設を設置したほか、社内でのポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査の迅速化を進めました。また、COVID-19の安全性に関する教育メッセージ、医療用品や個人用保護具の寄付を通じて、地域社会への支援を行いました。

審査員コメント
「将来に向けて長く通用する、非常にタイムリーなプログラムです」。

次点:
Global Press

特別賞:
Management Science for Health (MSH)
PETRONAS


サステナビリティ賞: Sioen Industries

Sioen社の一員であるVeranneman Technical Textiles社は、独自のコミュニケーションルーム「Coolbox」を同社の製織現場に設置しました。同社の織り手は、約70台もの織機に囲まれた中で仕事をしているため、騒音がひどく、織機のモニタリングデータについて話し合うことができませんでした。騒音に加えて、織機の中で仕事をしていると気温がすぐに上昇してしまいます。 Coolboxは、デジタル化への取り組みの一環として、社員が主体となって開発したものです。VerannemanとSioenグループは、コミュニケーションハブ「Coolbox」を設置することで、国連のSDG9に沿って、回復力のあるインフラを構築し、包括的で持続可能な産業化を促し、イノベーションを促進しています。 この取り組みは、すべての人にディーセント・ワークを提供するために従業員の労働条件を改善し続けることで、SDG8の実現にも貢献しています。

審査員コメント
「このプロジェクトは、従業員のニーズに対する安全配慮義務だけでなく、従業員の健康とウェルビーイングを向上させ、会社の環境への影響を軽減するための取り組みを行うことで、持続可能性へのコミットメントを明確に示しています。また、従業員がプロジェクトの中心に置かれていることも明らかです」。

次点:
CMEC

特別賞:
Management Science for Health (MSH)




[1] 2021年デューティ・オブ・ケア・アワード審査員

•   Deborah De Cerff, The Employee Mobility Institute 創立者
•   Jamie Williamson, International Code of Conduct Association (ICoCA) 常任理事
•   John Denton, International Chamber of Commerce (ICC) 事務局長
•   Dr Rachel Lewis, Birkbeck University 教授 ・ 産業心理学者
•   Dr Xiaoguang Wang, The Beijing Rongzhi Corporate Social Responsibility Research Institute 取締役
•   Karla Guerrero Lozoya, Global Reporting Initiative (GRI) SHC議長・ステークホルダー評議会会員
•   Kylie Porter, UN Global Compact Network Australia 常任理事
•   Nancy Leppink, Minnesota Department of Labor and Industry シニアアドバイザー
•   Peter O'neil, ASIS International CEO
•   Pierre Vincensini, International Organisation of Employers (IoE) シニアアドバイザー
•   Professor Vincent Ho, Institution of Occupational Safety and Health (IOSH), Hong Kong Association of Risk Management and Safety 第52代会長


International SOS Foundation Logo sml (1).png

インターナショナルSOS財団について

インターナショナルSOS財団(http://www.internationalsosfoundation.org/)は安全配慮義務を推進する団体として2011年に創立され、潜在的リスクの研究、理解、軽減策を通じて、全世界で働く従業員の安全、セキュリティ、健康、福利厚生を向上することを目指しています。グローバル化が進み、多くの個人が国境をまたいで活動し、不慣れな環境で働くようになりました。渡航の増加に伴い、個人の健康、セキュリティ、安全がリスクに曝される機会も増えています。

当財団はインターナショナルSOSからの助成金で設立された登録慈善団体であり、完全に独立した非営利団体です。詳細については、http://www.internationalsosfoundation.org/をご覧ください。

 | 
Blog on Duty of Care ~ 海外における企業の安全配慮義務ブログ ~ Duty of Careとは? Blog on Duty of Care 世界各国の医療リスクを5段階に格付けしたマップHealth Risk Map 2015 会員専用アシスタンスアプリ 日本語が通じるクリニック 中国 インドネシア カンボジア ベトナム