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お知らせ

インターナショナルSOSは、日本発の医療搬送を初めて実施

従業員の方の容体や状況に合わせた柔軟なサポートを提供できるようさらにサービスを拡大し、組織の安全配慮義務の履行の実現をサポート

 2022年4月 - 世界中で働く従業員の健康と安全を支えるためのソリューションを全世界のクライアントに提供するインターナショナルSOS(日本法人本社:東京都港区 代表取締役 マーク・アタウェイ)は、日本を発着する搬送機を利用して、初めて中国から日本への医療搬送を実施しました。この実施により、従業員の方の容体や日本の医療逼迫状況に合わせた柔軟なサポートを提供できるサービスがまた一つできたことになります。そしてこれは、組織の安全配慮義務の履行への実現をサポートすることに繋がります。

 通常、東アジア地域から日本への医療搬送を実施する場合、シンガポールあるいはタイやインドネシア*1 の医療専用機を使用します。今回、日本の搬送機を利用した理由が4つあります。1つ目はCOVID-19によるゼロコロナ政策が中国では厳しく施行されていたことです。中国への渡航は乗り継ぎは認められていなかったため、中国国内での滞在時間の如何を問わず渡航前の陰性証明書の提示や到着後の隔離が必須でした*2 。そのため、日本から医療チームが定期便でお迎えにあがる場合、患者に会えるのは隔離期間終了後となり、反対に中国の医療チームが日本の空港まで医療搬送を行い、空港敷地内を一切出ずにトンボ返りを行ったとしても、帰国後の隔離は免れなかったためでした。2つ目は、中国のコロナ政策で2020年以降、中国の医療専用機は国内移送に限定されており、中国国外に患者を搬出・搬入する症例はすべて外国機を使用していたことです。3つ目は、今回の症例においては、シンガポールやバンコクから発着する場合と比較して、日本発着の方がシンプルに搬送計画を組むことができたことです。東アジア地域で発生した症例においては、日本からであれば単純往復で済むため、その分クルーの休憩時間の確保や給油地の選定、それにかかる搬送費用を圧縮できる可能性がありました。4つ目は、現地を出発する前から、日本チームによる「ジャパンクオリティ」でのサービスを提供できることです。すべて日本チームによって医療搬送を行うので、日本語でのコミュニケーションが可能になるのはもちろんのこと、医療情報の連携がより迅速となり、患者に柔軟なサービスを提供できるという強い想いもありました。

 インターナショナルSOSのメディカル・ディレクターの葵佳宏医師は次のように話します。「すべての医療搬送は、何一つとして同じものはなく、患者ごとにカスタマイズして対応しています。そのため日本発着の搬送機を利用できるようになったことは、お客様にとっていつでもどこでも、安心で安全なサービスを受けられる選択肢が一つ増えたということです。これはとても喜ばしいことです。」

 今回の日本発の医療搬送の実現は、インターナショナルSOSのオペレーションチームと弊社が提携している医療機関やチャーター航空会社など提携業者を選定する担当者の綿密な連携も寄与しています。ネットワークサービス部門のパートナーシップ・ディベロップメント・マネージャーである稲垣潔は、「安全な医療搬送を行うためのチャーター航空会社と航空機材の選定にはさまざまな査定項目があり、必要な時にいつでも航空機を稼働できるよう更新される許認可や航空保険などのデータを常に最新な状態で管理しています。実際の稼働の際は発注手続きの支援を行い、オペレーションチームによる医療搬送の運用を開始していきます。普段よりチャーター航空会社と定期的にミーティングを行い、より円滑な稼働と安全な搬送のために緊密な提携の発展に努めています」と言います。

 いかなる状況においても、インターナショナルSOSは、従業員の健康と安全を守るために、世界中でベストなソリューションを提供し続けます。

*1:インドネシアの医療専用機は、ほとんどがインドネシア発の症例の場合に利用
*2: 2022年4月現在、最低14日間の政府指定の施設での隔離と、追加の7日間の自宅・ホテル待機が必要

Airplane_1.jpg写真1:日本の搬送機

Dr Aoi & Izumi.jpg写真2:インターナショナルSOSジャパン 医療チーム 葵医師(左)と泉看護師(右)

Inside of Airplane.jpg写真3:機内の様子
医療機材や薬品、医療チームの食事(持参)はすべてビニール袋で厳重防水加工をして
準備(中国到着後に、空港防疫員が機内消毒噴霧をするため)

Waiting for a patient.jpg写真4:完全防護服のスタッフ(中国駐機場)

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