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医師(メディカルディレクター)

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世界中の専門スタッフと協力し合い「病める人の支え」となりたい

 

発展途上国における医療支援活動で痛感した「医療アシスタンス」の重要性

「発展途上国で急病になった時には、医学的に必要ならば先進国まで緊急医療専用機で運んでくれる会社があるんだよ」

その時の同僚であったハンガリー人医師から聞いたこの言葉が、インターナショナルSOSを知るきっかけだったと記憶しております。当時、産婦人科臨床医として都内の病院に勤務しておりましたが、元来「発展途上国で医療を受けられない人たちに少しでも貢献したい」という思いがあり、数ヶ月単位で国際医療支援活動チームの一員としてアジア・アフリカ諸国に渡り支援活動に従事していました。発展途上国での勤務においては自らとチームメンバーの健康管理も重要な課題であり、前述の言葉はチーム内での何気ない会話で出てきたものでした。確かに日本出発前には毎回「派遣先で重篤な疾患になった場合の電話連絡先」が書かれたカードが手渡されました。幸運にもそれを使用することはありませんでしたが、今思えばそれがまさにインターナショナルSOSが提供する医療アシスタンスの窓口でした。

臨床医時代と変わらない「喜び」や「やりがい」を感じたコーディネーティングドクター

縁あって、インターナショナルSOSジャパンのコーディネーティングドクター(以下CD)として医療アシスタンスを提供する立場の業務に従事することになりました。入社後、自分自身がシンガポール、タイ、ニュージーランドなど海外で暮らし、母国を離れて活躍される会員の皆様へ医療面からのサポートをご提供して参りました。
患者様・ご家族の方・主治医の先生など、キーパーソンと話し合いを重ねながら、弊社としてのご案内をまとめていく過程は、臨床医時代には体験したことのなかった複雑さが存在しました。しかし、患者様が回復された時に感じる安堵感や、患者様やご家族の方からいただくねぎらいの言葉の温かさは、臨床医時代と全く変わらぬ喜びとして感じておりました。

メディカルディレクターとして

我々医療チームは、臨床現場におられる医療従事者とは違い、直接患者さんの「手当て」をすることはできませんが、弊社海外事務所の医療チームと協力しながら患者さんの現状を把握し、事務部門のスタッフとスクラムを組んで、医学的に最善の選択肢をご提案し実現に向けてお手伝いすることを使命としています。

「ボーダレス」「グローバル」といった言葉で表される現代。より多くの邦人が海外で活躍され、日本で暮らす外国人の方も確実に増加しております。一方、異国の地で疾患・事故に見舞われた時の不安感の大きさはいつの時代も変わることがないでしょう。

これからも医師として、その不安感を少しでも軽減させ回復に向かって頂けるようなお手伝いができるように、世界の同僚達と力を合わせて行きたいと考えております。

 

社名のごとく、インターナショナルSOSのネットワークは世界各地に広がっており、求められている医師像も様々です。弊社クリニックで最前線に立つ臨床医から事務所に勤務するコーディネーティングドクターまで、まさに多種多様で個性的な経歴が光る仲間が豊富なことが魅力ですが、「病める人の支えとなる」という医師としての基本的な使命は世界各国肩書きを越えて共通しています。

ひとりでも多くの先生方とインターナショナルSOS医療チームの一員として引き続き働けることを楽しみにしております。

 

取材日:2025年1月

インターナショナルSOSジャパンの社員 医師(リージョナルメディカルディレクター)