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ケーススタディ

COVID-19の影響下、モロッコ留学中の米国大学生の国外退避をサポート

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モロッコに滞在していた留学生8名の国外退避を迅速にサポート

2020年5月、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響により、世界各地で出入国規制措置が取られている中、モロッコ留学中の米国3大学の学生8名が、24時間以内にモロッコから国外退避するサポートをしました。

提供サービス:セキュリティ緊急避難
ロケーション:カサブランカ、モロッコ

モロッコでの渡航・移動制限により、出国が困難に

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を抑えるために、モロッコ政府は、国際旅客便運航停措置を含む渡航・移動制限を実施し始めました。当時モロッコに留学にきていた米国大学の学生8名は、この渡航・移動制限により、モロッコから出国することが非常に困難な状況にありました。そこで、米国大学の危機管理担当者は、一刻も早く彼らをアメリカに帰国させるために、インターナショナルSOSのアシスタンスセンター(24時間365日対応)へ連絡し、国外退避への支援を依頼しました。

国外退避に必要な手配を迅速に遂行

インターナショナルSOSでは、国外退避に必要な以下のプロセスを迅速かつ的確に実施しました。

  • カサブランカ空港(モロッコ)からルートン空港(イギリス)までのチャーター機の手配
  • ルートン空港(イギリス)からヒースロー空港(イギリス)までの陸路移動の手配
  • 米国大使館との連携による民間航空局(CAA)からの離発着許可証の申請
  • 米国大学の危機管理担当者との連絡
  • 学生へ最新情報や避難プロセスの指示などを随時連絡
24時間以内の国外退避に成功

インターナショナルSOSは、米国3大学の危機管理担当者、米国大使館、モロッコ政府、ほか民間業者との連携のもと、この学生8名を、国外退避の依頼から24時間以内で、モロッコから無事に出国させることができました。さらには、彼らは48時間以内で米国へ帰国することができたのです。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響下において国外退避の支援が迅速にできるのも、インターナショナルSOSの持つ全世界26カ所のアシスタンスセンター(24時間365日対応)、医療・セキュリティの専門家、インターナショナルSOS認定プロバイダーとの密接な連携体制が構築されているからなのです。
引き続き、インターナショナルSOSは、正確な最新情報提供、トレーニング、緊急搬送など様々なサービスを通して、会員企業の皆様の健康と安全をサポートして参ります。