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最新のリスク評価に基づく「リスクマップ2025」日本語版をリリース

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このたび「リスクマップ2025」日本語版(デジタル版、PDF版、プリント版の3種)をリリースしました。世界中で健康と安全に関するリスクが高まり続ける中、本マップは紛争や感染症、異常気象など事業継続への重大な影響を反映した、医療およびセキュリティリスク評価をご提供します。

「リスクマップ2025」のダウンロード(デジタル版・PDF版)はこちらから

※印刷版につきましてはお問い合わせフォームの「お問い合わせ内容」にご希望の旨をご記入の上、ご送信ください。
お問い合わせフォームはこちら

Medical, Security, Mental health, Climate change, Japanese, PDF 

セキュリティリスク評価について

インターナショナルSOSのグローバル セキュリティ ディレクターは次のように述べています。

インターナショナルSOSのグローバル セキュリティ ディレクターは次のように述べています。

「このリスクマップには、ますます複雑化する世界が反映されています。2024年から2025年にかけて、セキュリティリスク評価レベルが下がった国はありませんでした。その最も顕著な要因は、地政学的緊張です。スーダンやレバノンなどの地域では、紛争の激化と拡大がより多くの人口密集地域に影響を及ぼし、全体的なリスク評価を引き上げました。弊社は、検証済みの情報とアドバイスを提供することで、これらの地域で活動する組織を引き続きサポートし、必要に応じて従業員の安全や避難の支援も行っています。」

スーダン、レバノン、イスラエル、イラク、ミャンマーは紛争の結果、2024年を通じて何度かリスク評価の見直しが行われ、「高い」や「極めて高い」リスクゾーンが拡大しています。また、社会不安や経済の衰退、および関連する犯罪の長期的な影響により、ニューカレドニアのセキュリティリスク評価が「低」から「中」に引き上げられました。犯罪傾向と社会不安の増加により、南アフリカ、メキシコ、ケニアの特定の国や地域のリスク評価に変化が生じています。また、フィリピン、タイ、ラオスの一部では、過激派活動の減少によりリスク評価が変更されました。

 

医療リスク評価について

インターナショナルSOSのリージョナル メディカル ディレクター Katherine O’Reilly医師は次のように述べています。

「今年の医療リスクに関する注目すべき変更は2つあります。ボリビアの『中程度』から『高い』、リビアの『極めて高い』から『高い』です。これらは、医療施設の水準とアクセス、医薬品の入手可能性、感染症や疾病の蔓延などの要因に基づいています。組織は安全配慮義務を維持し、国内外で働く従業員の安全を守るために、データに基づくツールを使うことが重要です。」

また、アルゼンチン、ブラジル、中華人民共和国、マレーシア、フィリピン、サウジアラビアといった国々は、「地域によって医療リスクが異なる」から「中程度」に変更されました。各国の経済発展・インフラ整備に伴って、地方でも都市部の高水準医療機関への移動が可能になる局面が増えたためです。

世界中のセキュリティと医療のリスク評価を把握するために、ぜひ「リスクマップ2025」をご活用ください。

「リスクマップ2025」のダウンロードはこちらから

 

インターナショナルSOSのデジタルツール

リスクマップ2025(デジタル版)を初めとする弊社のデジタルツールをご活用いただくことにより、グローバルに増加し続けるセキュリティ、医療、気候変動のリスクに際しても、組織はDuty of Care(安全配慮義務)の責任を継続的に果たせるようになります。

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